水路隧道


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世羅の眼鏡橋
 土木学会選近代土木遺産ランク
 登録有形文化財(国登録)
 所在地: 広島県世羅郡世羅町小世良
 河川名: 乙川
 形式:   石アーチ
 状態:   現役
 竣工年度: 1908年(明治41年)1月
 山陰山陽交通車道(明治17年着工)の整備のために築かれた
 橋長6.6m、幅員12.17m、径間実測4.46m(約15尺(4.55m))
 22個の輪石と要石で構成される。扁額上段に「眼鏡橋」、下段に
「明治四十一年一月架設」とある。
 内部側壁両側に「受負人」と「石工」の銘板がある
~別件~
小世良の石橋
 土木学会選近代土木遺産未登録
 所在地: 広島県世羅郡世羅町小世良
 河川名: 不明
 形式:   石桁
 状態:   現役
 竣工年度: 1908年(明治41年)1月前後か。
 或は山陰山陽交通車道整備以前の桁橋かもしれない
 眼鏡橋の南側、同じ車道下にある。元々あった水路を整備して石桁
を被せ、その後築堤したか、或は築堤前の道にあった石桁橋をそのまま
利用したのかもしれない。